ゆったりとしたマレーの空気「 住まいと暮らしからみる多民族社会マレーシア」

マレーシアに関する本を読み漁りたいな、という衝動から購入した中の一冊がこの本。今回紹介するのは、宇高 雄志著「」です。

この本のジャンルは「建築紀行エッセイ」と言えばいいのでしょうか。建築の専門家である著者のマレーシアにおけるフィールドワークで、人や生活そしてマレーシアの建築とのふれあいのなかで感じたことが柔らかなスケッチと共に書かれています。そんな文章からはマレーシアのゆったりした雰囲気が感じられます。ルックイースト政策が謳われてから時が経ち、経済が大きく発展したマレーシアでは次第に見ることができなくなっていっている空気感も切なさとともに感じられます。

マレーシアをゆったりと旅しに行きたいな。

住まいと暮らしからみる多民族社会マレーシア

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挑戦的タイトル「世界一簡単なフランス語の本」

だいぶ間が空きました。またボチボチやっていこうかと思っているところです。こんなサイトでも定期的に読んでくれる人がいればいいなという淡い期待を抱きながら、だらだらと続けていこうかなと思っています。

今回読破したのは、中条省平著「世界一簡単なフランス語の本」です。なんとも挑戦的なタイトルです。そこに惹かれて購入しました。
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Deep Learningの勉強始めてみました

僕は、プログラミングなどをちょっとでもいいから勉強しようと常々思っているのです。でも、全然できているとは思えないのですが。

AIやDeep Learningという言葉を耳にする機会も増えました。しかし、このままこのトピックがブラックボックスで、何が行われているのかわからないまま放置しておくのは嫌だなと思い、こちらの本で勉強しようと購入しました。


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ファン以外にはどうでしょう? 大泉洋「大泉エッセイ 僕が綴った16年」

まだ読破はしておらず、読んでいる途中なのですが、今回はこちら。「大泉エッセイ」

ご存知、大泉洋のエッセイでございます。
おい、パイ食わねえか?

どうでしょうファンの方は覚えがある、アフリカ編で何度も登場したあれです。
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大人買いしちゃった 松田奈緒子「重版出来!」

なぜか漫画は大人買いをしてしまいたくなります。

多分これは、連載開始した時から見つけて読み続けるというのが少ないからなんだと思いますが…

先日、この漫画を大人買いしてしまいました。重版出来!

漫画に関わる人たちの人間ドラマが楽しめる作品です。
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しゃべるための第一歩 旅の指さし会話帳インドネシア

僕がインドネシア語の書籍で最初に買ったのはこちらです。初めてインドネシアに行ったときに、英語だけでも大丈夫ではあったのですが、その国の言葉を使おうとするとより親密になれるかと思い、持って行きました。

そのときにインドネシア人の友達にこれを見せたところ、「見やすいし、よく使うことがたくさん書いてあるよ。いいと思う」とのお墨付きをいただきました(笑)
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シンガポールの歴史の入門書 岩崎育夫「物語 シンガポールの歴史」

シンガポールネタの連投になっておりますが、今回はシンガポールの歴史についての本です。

この本では、ラッフルズの上陸から始まり、イギリス植民地時代、日本による占領時代、自立国家への模索、そしてリー・クアンユーによる現代のシンガポールといった流れで説明されています。

メインとなるのは、リー・クアンユーが作り上げた今のシンガポールに至るまでの流れについて詳しく述べられており、日本による占領時代までについてはさほど深い話はされていません。それらの点については、別の本で詳しく学んだ方がいいと思います。

この本が良いと思うのは、PAPができたところから、今のシンガポールがどのようにしてできてきたかを、シンガポールという国の政治の面から知ることができることです。いかにリー・クアンユーの思想が色濃く出ているのかも感じられるのではないでしょうか。

マレー半島の先端にある、世界地図上では国を指す点で隠されてしますほどの小国、都市国家がどのように現在の地位を掴むに至ったのか。本のタイトルにもある通り、ただの暗記ものの歴史ではなく、流れがあり物語として楽しむことができると思います。

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裏タイトルは「くそして生活はつづく」(あとがきより) 星野源「そして生活はつづく」

今回はまず注意書きから失礼します。

注意)星野源を扱っていますが、決してミーハーではありません。

はい。星野さんの曲や文章、演技に触れてきたのは、逃げ恥が跳ねる前で、かつ星野さんがくも膜下出血をするより前からですので、ミーハーではありませんと断りを入れさせてください。

今回は星野源のエッセイです。星野さんといえば俳優業や音楽業が有名ですが、文筆家でもあります。

 

このエッセイの感想としては、まあくだらない。さすが、星野源である。

本の中の「ひとりはつづく」のなかで、哲学的なことを書いているが、基本はくだらない。だが、それが星野源の「らしさ」である。このくだらなさが星野源を星野源たらしめているのだと思う。

 

本の感想を書くときは、どうもですます調では書きづらく、こんな調子になってしまいます。そこはご愛嬌ということで。

ちなみに本の中で一番いいなと個人的に思ったのは、「おじいちゃんはつづく」です。

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